Nicaです。
ビーツという野菜を食べたことはありますか?
代表的な料理でいうと、「ボルシチ」に使われていて、色がとても鮮やかなのが特徴!
ビーツはその色を見ればわかると思いますが、「飲む血液」と言われるほど、栄養が本当に豊富な野菜(スーパーフード)です。
ビーツの効果や簡単なレシピをまとめてみたので、参考になれば幸いです。
ビーツの栄養素と健康効果
ビーツには、カリウム・マグネシウム・鉄・ベタシアニン・ベタイン・食物繊維・ポリフェノールなど、たくさんの栄養が含まれています。
血管を若く保つ
ビーツの色素に含まれるポリフェノール(カロテノイドやフラボノイド)は、血液中の悪玉コレステロール (LDL)を減らすのに役立つ強力な抗酸化作用があり、善玉コレステロール(HDL)も増やしてくれます。
また、ビーツを摂取すると血液中に一酸化窒素が産生され、血行が促進されて動脈硬化や心臓病などを防いでくれます。
肝臓機能の向上
ビーツのベタインには肝臓機能を高めてくれる効果が。
また、ベタシアニンは肝臓の解毒作用を助ける効果があるので、肝硬変や脂肪肝の予防が期待できます。
貧血の改善
貧血は血液中の赤血球が少なくなっている状態ですが、ビーツに含まれる鉄は赤血球の量を増やしてくれるため、貧血の改善に効果的。
赤血球が増えて、体内の酸素の循環が良くなると、集中力が高まったり、快眠にもつながります😃
むくみの改善
体内の塩分濃度が高くなると、それを薄めようとして水分を溜め込むようになりますが、ビーツに含まれるカリウムには余分な塩分を排出する作用があります。
また、ビーツは血行も良くしてくれるので、むくみの改善に効果的です。
腸内環境を整える
ビーツは食物繊維も非常に豊富で、消化や老廃物を体外に出すのを助けてくれます。
また、便秘の解消に良いとされる、天然のオリゴ糖も含まれているのでおすすめです。
ビーツはどこで購入するのか?
とても健康に良いビーツですが、日本のスーパーではなかなか手に入りません…
輸入食品を取り扱っているお店などでは、たまにビーツの瓶や缶詰が売られていることがあります。
しかし、ビーツが売られているお店はまだまだ少ないため、簡単な方法でフレッシュなビーツを手に入れるには通販が便利です。
ビーツを使ったレシピ
ビーツのスムージー
<材料>
- ビーツ…1/2個
- バナナ…1本
- 牛乳…適量
材料を全てミキサーにかけるだけで、簡単にできます。
ビーツのピクルス
<材料>
- ビーツ…2個
- 水…1/2C
- お酢…1/2C
- 砂糖…1/2C(お好みで調節して下さい)
- 塩…小さじ1
- 胡椒…小さじ1/2
1.ビーツを皮つきのまま茹でたら、皮をむいて食べやすい大きさにカットし、容器に入れる
2.水、お酢、砂糖、塩、胡椒を鍋に入れ、沸騰したら熱いままビーツが入っている容器に流し入れる
3.冷めたら冷蔵庫に入れて保存する
玉ねぎを薄くスライスして一緒に入れても美味しい♪
ビーツスープ
<材料>
- ビーツ…2個
- ニンニク…2片
- 玉ねぎ…1/2
- 水…2C
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩…適量
- 胡椒…適量
- ココナッツミルクか生クリーム…適量
1.ビーツを皮つきのまま茹でたら、皮をむいて一口大に切る
2.鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りにしたニンニク、玉ねぎを炒める
3.ニンニクと玉ねぎに少し色がついたら、一口サイズに切ったビーツを加えて、5分くらい炒める
4.水、塩、胡椒を入れて少し煮込む
5.火を止め、10分くらい待ったら全部ミキサーにかける
6.ペースト状になったら味を調えて、お好みでココナッツミルクや生クリームを少しかければ完成
ビーツのポテトサラダ
<材料>
- ビーツ…2個
- じゃがいも(中)…4個
- 卵…2個
- マヨネーズ…適量
- 小口ネギ…適量
- 塩…適量
- 胡椒…適量
1.ビーツを皮つきのまま茹でて、卵とジャガイモも茹でる
2.ビーツとじゃがいもを食べやすい大きさに切って、卵は細かく切る
3.マヨネーズと小口ネギ、塩、胡椒を加えて全部混ぜるだけで、完成
ビーツに関する注意点
✔ビーツを茹でる際は、ポリフェノールができるだけ損なわれない様に、皮つきのまま茹でる
✔食物繊維が豊富なので、食べ過ぎるとお腹がゆるくなる可能性がある
✔ビーツを食べると、色素で尿と便が赤くなることも!
(知らないとトイレに行ったときにびっくりします😅)
最後に…
ビーツは「飲む血液」と言われるだけあって、栄養が豊富な野菜で美肌効果もあります。
また、色がすごくキレイなので、料理に取り入れると一気に鮮やかに。
普通のスーパーで見かけることは少ないけれど、是非食事に取り入れて欲しい野菜です☺️