Nicaです(*^^*)
私は今まで転職をすることはあっても、新しい就職先が決まった状態で転職していたので、ずっと社会保険に加入していましたが…
ある時、就職先が決まっていない状態で会社を辞めてしまいました。
社会人になってから、「無職」になったのはその時が初めてで、何をすればいいのか本当にわからなくて不安だったのを覚えています。
なので、会社を辞めた・辞める予定の方に必要な手続きについてまとめました☆

国民健康保険・国民年金に加入
会社を辞めて、社会保険の資格がなくなった時は国民健康保険・国民年金の加入手続きが必要です。
いつするのか?
退職をする前に加入の手続きはできません。
退職をして社会保険の資格がなくなった日(退職日の翌日)から14日以内に手続きをしに行く必要があります。
必要な持ち物
- 社会保険資格喪失証明書(社会保険の資格がなくなった日を証明するもの)
- マイナンバーのわかるもの
- 本人確認ができるもの
- 年金手帳(60歳未満の方は国民年金に加入します)
- 預金通帳、印鑑、キャッシュカード(口座振替で支払いたい場合に必要)
※口座振替の方が楽そうですが、国民年金の納付は口座振替にしないことをおすすめします。
何故なら、国民年金は免除・減額・猶予の申請ができるからです。
口座振替にしてしまうと、そのまま引き落とされていくので注意しましょう。
再就職をした場合は?
国民健康保険・国民年金に加入した後に、会社に入ったり国保以外の健康保険の資格ができた時も手続きが必要です。
(会社などの健康保険の資格ができた日以降は、国民保険は使えないので誤って使わないように気をつけてくださいね)
必要な持ち物
- 加入した健康保険の保険証(手元にない時は、「健康保険資格所得連絡票」でも可)
- 国民健康保険の保険証
- マイナンバーのわかるもの
- 本人確認ができるもの
再就職をする時はこの手続きが必要なことを忘れずに、あらかじめ会社側に伝えておくといいと思います☆
失業手当の給付手続き
いくつかの条件はありますが、会社を辞める前に雇用保険を支払っていた場合は失業手当をもらうことができます。
しかし、「自己都合」で退職をした場合は、3カ月間の給付制限がありすぐに支給される訳ではありません。
なので、退職後はできるだけ早く手続きをすることが大切です。
※手続きをしてから失業認定が完了されたのち、3か月経つ前に再就職できれば「再就職手当」が支給されるので、忘れずに手続きをしましょう!
(再就職手当をもらうのにも条件をクリアしている必要があるので必ずハローワークでしっかり確認をしてください。)
受給資格
受給するにはいくつかの条件があるので、自分が該当するかを確認してみて下さい⇣
- ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。
したがって、次のような状態にあるときは、基本手当を受けることができません。
- 病気やけがのため、すぐには就職できないとき
- 妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
- 定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
- 結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき
- 離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足2)が通算して12か月以上あること。
ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。
必要な持ち物
- 雇用保険被保険者証
- 離職票(1・2)
- マイナンバーのわかるもの
- 本人確認ができるもの
- 証明写真(横2.5×縦3)
- 預金通帳、印鑑、キャッシュカード
※離職票は会社側に申請しないと送ってくれないことがあるので、辞める前に必要だということを伝えておくといいです。

国民年金の免除・減額の申請
仕事をしていない間も、国民保険と国民年金を支払うのは結構辛いですよね。
支払いが困難な場合は申請をすれば、免除又は減額をすることができる可能性があります。
免除・減額されなくても、猶予をもらうことができるので放置せずに手続きをしましょう。
(手続きは市役所でもできますが、私はハローワークによって行われる「雇用保険説明会」に出席した際に手続きをしてもらいました)
免除・減額・猶予の審査結果を待つ必要があるので、「結果がわかるまでは支払わないようにしてください。」と職員の方に言われるかと思います。
申請をした後に支払いの催促がきても、焦らずに結果を待ちましょう。
最後に
次の仕事先が見つかっていない状態で仕事を辞めた後は…
✔国民健康保険・国民年金加入の手続きをする
✔職業安定所で雇用保険の失業給付の手続きをする
✔国民年金の免除・減額の申請をする
「雇用保険の失業給付の手続き」・「国民年金の免除・減額の申請」に関しては、絶対にしなければいけない訳ではないですが、手続きをしておくことによって、安心して再就職先を探すことができると思います。
最後までありがとうございました♪